農作業の終わりに日が暮れるまでの1〜2時間くらいの間にワラビを摘む。次の朝、自宅近所の百円市に出荷している。
今日持っていくと前日の残りがだいぶあった。同じものを出荷する人が増えたので少し量を増やさなければと思いながら店の人に聞く。
「ワラビの長さを揃えて量を調整すれば売れるよ」と言う。
そのとおりに商品を入れ替えたら売れた。
ここの百円市は一般のお客様も来るが業者さんも多い。
売れる商品作りには生産者側の努力も必要だ。街に出て時間があれば荷姿チェックも必要だろう。また、生産者情報を消費者へ、消費者情報を生産者へ伝えることも売り場の大事な役割だ。今度萩の商店街にオープンする直売所はどんな感じになるんだろう。紫福から萩の街部へ伝えるべきものは。
農業は楽しい。新規就農を希望される方も夢を持っておられることと思う。夢を持ち続けること、時間がかかっても前に進むこと。私は成功者ではないけれど、そういう気持ちで農業を続けていられる。